サービス提供責任者~介護業界の人達の悩みを一挙解決!

状態を知り、伝える

訪問介護において、私が怖いなぁ、と思うのは、
やはりヘルパーさんが一人で訪問すること、ですね。


ヘルパーさんも不安でしょうけど、
そばに誰もいないって、任せる方も不安です。


どれだけそのヘルパーさんが、
利用者さんの事を知ってくれているんだろう?


それをケアマネさんは心配します。


介護技術ももちろん大事なんですけど、
それよりも突飛なことされるのが怖いって気がします。
居宅でケアマネやっていた身としては、
介護技術が低い人なんて、
すぐにいなくなると思っていますので心配していません。


ただ、現場の人がテキトーに仕事済ませて、
なんも話し相手にもなってもらえずに帰った、
ってのが怖いです。


「なんかあのヘルパーさん、冷たい感じで・・・」
って訪問の際に言われると、
答えに詰まるんですね。


仕事が出来ない、ってのは訪問介護の事業所に言いやすいんです。
「あのヘルパーさん、利用者さんにケガさせそうで怖いんです」
って言えます。


でも、それ以外の部分、
「気持ちを汲み取ってくれない」
ってニーズを満たしてもらえない、
ってのはクレームにも出来ない部分です。


仕事は一通りしている。
だけどそれ以外の部分、
生活は成り立っているんだけど、
潤いがないって言う感じです。


私ゆめよしはグループホームの管理者ですが、
現場スタッフに
「業務はしているけどケアをしてない」
「介護の仕事は気づきのゲームだよ」

と言う時があります。


ヘルパーさんには業務とケアの違いがわかるでしょうか?
そこにいる利用者さんの声のないニーズに気づいてもらえるでしょうか?



ニーズはあなた、
つまり訪問介護サービス提供責任者の方には伝わっている、
と思います。
ケアマネさんとやりとりしていますし、
担当者会議で伝わっていなくてはおかしいですから。


ですが、現場スタッフに伝わっていなければ意味がないです。
ここなんですが、業務を伝えても気遣いの部分が伝わらないことがあります。
一通り掃除して、さっさと帰る。
それがニーズならいいんですけど、一人暮らしの方なら、
ほんの世間話が「ケア」とか「気づき」になるんです。



隠されたニーズを発見するのはケアマネの仕事ですけど、
それを満たしてもらうのはサービス事業所の仕事です。


ですが、そのニーズが伝わらなければ、
利用者さんは救われません。


訪問介護サービス提供責任者の方には、
ニーズの把握をしっかり現場スタッフにバトンタッチしてもらいたい、
と思います。

利用者さんのニーズを伝える方法はこちら!

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「訪問介護サービス提供責任者ハンドブック」